てぃーだブログ › 沖縄の自然と教育 › 2011年07月

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Posted by TI-DA at

2011年07月26日

問題?

こんばんは。


最近体調不良の中村です。
図体の割にすぐに風邪ひきます。笑



いつものごとくプラプラあるいて
植物をパシャパシャ(=^・^=)
(少し前の写真です。今の時期に撮ったものではありません)


オシロイバナ科のイカダカズラBougainvillea spectabilisが咲いていました。

イカダカズラといったらなじみがないかもしれませんね。
ブーゲンビリアのことです(ブーゲンビレアとも呼ばれたりします)。
名前はフランス探検家の「ブーガンヴィル」に由来しているみたいです。

一見、紫の部分は花に見えますが、花は中央に見える白い部分です。
紫いろの部分は葉です。


アカバナ科のモモイロヒルザキツキミソウOenothera speciosa var. Childsiiも咲いていました♪

ツキミソウは色んなところで咲きまくってますね。
ちょうど今頃が見ごろなのではないかと思います。
よくよく見てみると、めしべの先が放射状に伸びていて結構面白い形をしています。



クマツヅラ科のランタナLantana camara var. aculeataです。

外来種ですが、ここまで咲いてしまえば見事なものです(@_@;)


花の付け方が面白いので、よくよく見てみると

ミッキーマウスみたいなやつがいました(●^o^●)


お次はトウダイグサ科のテイキンザクラJatropha integerrimaです。

花を見てると何となく分かりますが、花の形がサクラを思わせます。


今日は外来種ばっかり。
だって、地元を歩いていると外来種がやたら目につくんですもの。笑


そんな中、
アカネ科のクチナシGardenia jasminodesが咲いていました。

他の株は枯れかけていましたが、かろうじてコイツだけ元気に花を咲かせていました。

ん~♪イイ香り♪
クチナシの香りは甘いココナッツのような香りがしました(*^_^*)
あ、クチナシは方言で「カジマヤー」ですね。
花の形が風車に似ているところからきています。


さてさて、本題です。
だいぶ前の新聞記事ですが、こういう記事がありました。


以下、沖縄タイムス(2011.01.28)より

 よく学校では「みんな仲良く」というスローガンを掲げるが、実際はそんなことはあり得ない。
 表面的に仲良くしているように見えても、個々の子供の不満を無理やり抑え込んでいることが多い。必ずどこかでいじめなどのゆがんだ形で出てくる。
 それよりも波風立つからこそ学校にいる意味があると考えるべきだ。波風をどう乗り切るか、そのためにどうスキルを身に着けるか、ここに学校の良さがある。
 今の子どもは、他人の目を気にしてなかなか自分を出そうとしない。

 給食でお代わりしたいと思っても残りが2つ。ほかの2人も「ほしい」と言っている。自分が言い出すとあとで何を言われるか、と我慢する…。
 結局のところ、言い出したときに生じるストレスが嫌だから声を出さないということになる。
 大切なのは緊張関係の中で、きちんとモノを言う体験を学校で重ねることだ。
 人間のドロドロした感情を抑圧するのではなく、それを出した上でどう解決するか。そこに子どもの成長の余地がある。
 そのためには学校は、少数意見でも出せるようなところでなければならない。異なる意見でもいえるようにバックアップするのは先生の大切な仕事だ。


 子供が集団の中で折り合って生きるには色んなスキルをが必要になる。自力で対応できない問題に直面した時、友達や教師に助けを求めることができる力もその一つだ。
 頼むときはどんな言い方をしたらいいか、ナマの人間関係を通して具体的に体験して学ぶことが重要なのだ。親なら言わなくても分かるかもしれないが、学校ではそうはいかない。
 人に迷惑かけてはいけない、と大人はよう言うが、人間関係は迷惑を掛け合うことから成り立っている。

 学校がやるげきは、みんな仲良くというスローガンを振りかざすことではなく、迷惑をかけたあとの人間関係を修復する力をどうつけるかという点にある。
 相談を受けた教師は、その子供にとってベストなことは何か、真剣にアドバイスする必要がある。聞けば聞くほど今の子供は厳しい世界を生きていることが分かるだろう。
 学校は、子どもが人間社会を生きるための土台をつくっていくところだ。忘れないでほしい。



この記事は、おかざき・まさるさんという名古屋の小学校教諭の方が書いた記事です。資料整理してたら出てきました。私のとても好きな記事の一つです。



この記事には本当に同感です。
普段、子供たちを見ていると何となくぶつかることを恐れている(?)というか、意図的に回避しようとしている一面が多いように感じます。


日本がアメリカのように訴訟社会になりつつあるからか、何となく、社会全体は問題を起こしてしまうのはマズイという雰囲気が漂っているような雰囲気からくるのでしょう、親たちは子供同士のやり取りにやけに口出ししてくるような感じもします。
別に問題が発生することは大した問題じゃない。
おかざきさんがいうように、問題発生後に人間関係を修復できる力をつけられるようにサポートしていくことが大事。

これは一番、手間がかかる。

子どもたちの話をしっかり聞いて、その子の気持ちや相手の気持ちを上手く少しずつ繋げていかなきゃいけない。
時間と手間を考えたら、問題を起こさない方がてっとり早いではある。


けど、それを選択してしまってはどーしようもない。
目に見える問題はなくなるかもしれないけど、そーいう場合大体、問題は陰湿化し、
大人の目の届かないところで大惨事が起こったりする。


人間関係上で問題が発生するのを恐れる傾向は子供たちだけじゃない。
私たち若い世代(まだ私も若いと言わせて!笑)にもあると思う。



最近、サークルだったり、部活だったり、その他の集団で
感情むき出しにして、思いっきりぶつかり合うのってなかなか見たことがない。


どっちかというと
「アイツ嫌い」
という思いを秘めたまま、関わりさえもとうとせず
疎遠になっていくようなことが多いような気がする。


問題が生じるよりは、関係性を絶てば良い。
そんな選択をしているのではないだろうか。


もちろん、社会にでれば全然合わない人もいっぱいいて、
そーいう人とは関係性を絶つ方が、自分の心身の安全上良い場合もあるけど


そういった場合を除いて、普段の人間関係の中で
ぶつかりあうようなことを避ける風潮があると思う。



よく言えば「優しい」
悪く言えば「薄い」
そんな人間関係を当たり前のように育んでしまっていないだろうか。



雨降って地固まるとはよく言ったもので、
何か色々起こるからこそ、強固な土台はつくりあげられないんだなと
つくづく思う今日この頃です。

  


Posted by Cinnamomum_mk at 18:40Comments(0)活動

2011年07月26日

カタツムリしらべ

こんにちは!


今日は少し雲がかかって涼しい1日ですね。
先日行われた「キッズマンデープロジェクト」の2回目
【カタツムリしらべ】についてリポートしていきます。


場所は毎度おなじみの那覇市にある末吉公園


今回は約20人ぐらいの方が参加してくれました♪


プログラム前半はまず、カタツムリのことについて知ろう!
皆さん知ってますか?
カタツムリと一口に言っても、色んな種類がいることを…

末吉公園には大体10種類ぐらいのカタツムリを見ることができます♪
まずは子供たちにそれを見分けられるようになってもらいましょう!


…ということで、カタツムリ同定大会です!
森の家みんみんの職員、藤井先生がカタツムリの見分け方をレクチャーしたら



いざ、カタツムリを見分けることに挑戦!

みんな必死になってこれは何、あれは何と調べていきます。
あ、このカタツムリのカラは事前にスタッフで用意したものです。

末吉公園でよくみられるカタツムリは…

・ウスカワマイマイ
・パンダナマイマイ
・シュリマイマイ
・オキナワヤマタニシ
・オキナワヤマキサゴ
・アフリカマイマイ

この6種が良く見れます。


そのほかにも、ややレアな種として

・アオミオカタニシ
・オキナワヤマタカマイマイ

の2種がいます。


さらにさらに、この末吉公園では激レアな種として

・シュリケマイマイ
・オオカサマイマイ

の2種がいます。

子供たちに同定してもらったのは、主によくみられる6種です。
その中でもいくつか特徴とともに紹介しますね。

●ウスカワマイマイ

殻の外観が丸っこいです。殻が薄くて、生きているときには殻が透明なため
カタツムリの体の模様が透けて見えています。
よく雨の日に家の壁にくっついているやつは大体こいつです。

●パンダナマイマイ

殻の側面が少し角ばっているのが分かるでしょうか?
典型的なものは、殻を横からみると殻が上から押しつぶされているような感じになっています。
ちょっと分かりにくい表現で申し訳ないです。。。
パンダナというのはアダンの学名からきています。
このマイマイが見つかった時、近くにアダンが自生していたか、南西諸島を象徴するためにつけられたのではないかと
言われています。

●シュリマイマイ

少しウスカワマイマイと雰囲気が似ていますが、ウスカワマイマイほど丸っこい形状はしていません。
比較的大きくなります。
名前がシュリとなっていますが、首里だけにいるわけではなく、首里で最初に発見されたので
それにちなんだ名前がつけられただけです。

●オキナワヤマタニシ

タニシの特徴としては出入口がマイマイに比べて、綺麗な円を描いています。
これは、タニシがフタをもつからです。マイマイと名前がついているものは
殻に体をひっこめて、出入口のところに薄い膜を張りますが、
タニシの類は膜の代わりにフタを持っていて、体をひっこめた後、そのフタで出入口を閉じます。
末吉で同定する場合は出入口が丸っこくて、触った感じがゴツゴツしていて、
殻に模様がたくさんついているという程度で同定できると思います。



他にも種によって色んな特徴があります。
普段気にしないカタツムリをじっくり観察してみると、色んな特徴が分かって面白いかもしれません♪
カタツムリというと、角の上に目がついているイメージがありますが、
その特徴は「マイマイ」のタイプです。

「タニシ」は角の下に目がついています♪
お時間ある方は今度探してみて下さい♪



さて、同定ができるようになったら、今度は今回の調査内容をレクチャーです。



今回調べるのは「アフリカマイマイ」
調査区を決めてアフリカマイマイの死んでいるやつと、生きているやつの殻の大きさを
ノギスを使って測っていく、という調査をしていきます。


ノギスの使い方を練習したら、いざ森の中へ出陣!



…の前に、事前注意。
アフリカマイマイやカタツムリの類にはよく「毒がある」という噂がありますが、
実際に毒はもっていません。がしかし、
広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫をもっています。

こいつは野生の哺乳類(ネズミとか)は結構もっている寄生虫です。
この寄生虫が体内に入って、脳にまで侵入したりすると、脳機能障害を起こしてしまい、
障害が出たり、最悪の場合死に至ることもあります。
沖縄でも1件だけですが死亡例もあります。

ですが、しっかり知識をもっていれば、そんなに怖いものでもありません。
大人の皆さんは小さい頃にカタツムリを触った経験があるはず。
現にこうして生きているのは、ある程度侵入して大きな問題を起こす可能性は低いという証拠です。


カントンジュウケツセンチュウはあまり長く生きることもできないし、
胃に入った場合、胃酸でやられてしまいます。
また、皮膚から入ってくることもないです。口とか粘膜があるような場所から侵入してきます。
普段私たちは服を着ているので、ほとんどが口からの侵入になるでしょう。


ようは、カタツムリを触った後、その手のままで口を触ったりしなければ良いということです。
なので、カタツムリを触った後は手を洗うことを忘れずにやれば、
センチュウの侵入は回避できます。


今回の調査では念のためビニール手袋をして調査しました。


事前注意が終わったら、いざ出陣!

調査区に行く途中では、色んなカタツムリを観察して
「こんなところにオキナワヤマタニシがいっぱいいる!」
「ウスカワマイマイ!ウスカワマイマイ!」

名前が分かると子供たちはいつもより、じっくり観察するようになります。
進むたびカタツムリがいるので、全然前に進みません。笑


そんなこんなで調査区に到着!
調査は森の中班と森の外班に分かれて
アフリカマイマイの死んでいる殻といきているものを集めて殻の大きさを測っていきます。


約1時間程度調査をしたら、教室に戻ってデータを集計です。


死んだもの、生きているものそれぞれで
どのくらいの大きさものが、どれくらいの数いたかを棒グラフで表していきます。


すると面白い結果がでました…。
どんな結果になったかは、ぜひ次回の「キッズマンデープロジェクト」に参加した際にスタッフに聞いてみて下さい♪


次回の「キッズマンデープロジェクト」は
【落ち葉の下の生き物しらべ】です。
場所は末吉公園(那覇市首里末吉町)
時間は13:30~17:00

詳しい内容・お問い合わせは
こちらのブログをご覧ください。
http://okinawaneeprogram.ti-da.net/e3617648.html


ではでは、次回もこうご期待♪  


Posted by Cinnamomum_mk at 13:56Comments(0)植物

2011年07月23日

黒曜石をゲットです。

おはようございます。



5月末に佐賀に行ってから
はやもう2か月が経ちます。

黒曜石についてアップすると言いながらも、
なんだかんだでこんな時期になってしまいました。


なので、あらためまして。
黒曜石採ってきました!


佐賀に行った当日は台風の影響もあり、
大雨強風でしたが、よそう以上にゴロゴロ落ちていたので
ある程度はゲットできました♪

それがこれ。

名前の通り、石の色は黒です。有色鉱物が混ざっているためです。
大分には有色鉱物の含有率が低い白色の黒曜石(白いけど黒曜石?笑)があるそうです。
採ってきた後にそんなことを言われると、何だか負けたような気がしなくもないですが(笑)
次回九州行ったときは、大分まで足を伸ばしてみようかなと思います。


少し角度を変えてみると

断面がガラスのようにツルっとしてるのが分かりますでしょうか?
そうガラスと同じ主成分でできているからです。

黒曜石の主成分はSiO2(二酸化ケイ素)です。
このSiO2が約70%含まれており、化学組成上では流紋岩に分類されます。モース硬度は5で比較的硬い岩石です。(ちなみに鉄釘がモース硬度4ぐらい)

ガラスの断面が鋭くて手などが切れてしまうのと同じで、
薄片は鋭く、肉も切り裂きます。

薄くすると少し透明感があるのが分かります。


縄文時代などではこの黒曜石をうまく形成して槍先を作ったりして
生活必需品として使われていたようです。

イメージはこんな感じ?笑


実際にタガネで黒曜石を形成して石器を作ろうとしたんですが、
これが結構難しい((+_+))
うまいことイラストのような形になってくれません。
石それぞれの性質を見極めながら形成していかないといけないので
大変大変。


先輩曰く
「お前は石と会話できとらん」

だそうです(+o+;)会話する気はあるんですけど、
通じ合うのは時間がかかりそうです。。。笑



縄文時代の遺跡では、石器が一か所に集中して見つかった例もあることから
一説によると、縄文時代には石器職員なるものがいたのではないか?
と言われています。
私のように上手く石器を作れなかった縄文人もいたのだろうか?
いてほしい!笑

でも、そんなことを言ってると
またもや先輩からあびられそうなので、この思いは胸にしまいこむことにします。笑


話は変わって、
今回、佐賀で採ってきた黒曜石は沖縄では採れません。
でも、遺跡などではこの黒曜石をつかった石器が見つかっています。


どーいうことでしょう?


これは、黒曜石が産出する場所の縄文人と沖縄の縄文人との間に交易があったからだと言われています。
その証拠に沖縄など南方系でとれるヤコウガイでできた装飾品が本土の遺跡で見つかっています。

ヤコウガイと黒曜石を物々交換していたんじゃないか
と言われていますが、本当のところどうなんでしょうか。
確かにヤコウガイはキレイですが、それがほしいために遠路はるばる交易をしたのかどうか
何となく疑問が残るところです。
何かほかの原動力なるものがあったんじゃないかなぁなんて思って
この分野の今後の研究にとても期待を抱いています。


普段何気なくあるような石・岩石に思考を巡らせると
結構、壮大なストーリーが隠れていて
何だかワクワクドキドキしてしまいます。


あぁ、高校のときなんで地学を選択しなかったんだろうと思ってしまいます。
でも、あの時こんなことに気づいていたら
そーとーマニアックな高校生だったんでしょうね。笑


しかし考えようによっては、地学は他の教科と連携して
面白い授業が作れる可能性が高い気がします。
特に歴史との関係性は高そうです。教材研究しがいがあるってもんです(=^・・^=)


今度時間があるときに
本気で石器を作ってみます。その時は再度アップしますね。
ではでは。


※追伸
この分野については特に薄学なので、間違いがある点があるかもしれません。
何か「これはおかしいのでは?」ということがありましたら、
ぜひともご教授お願いします。  


Posted by Cinnamomum_mk at 11:05Comments(0)教材

2011年07月20日

セミのぬけがらしらべ

こんにちはー(=^・・^=)


教員採用試験の1次試験が終わって少しホッとしている中村です。
まだ2次試験があるので、勉強は続けないといけませんが…。
とりあえす、ひと段落です。

試験結果が待ち遠しいような怖いような。

とにかく、毎日頑張っていくことには変わりありません。


さて、本題です。


先日、那覇市にある末吉公園に併設されている
森の家みんみん主催の「キッズマンデープロジェクト2011」に
スタッフとして参加してきました。
私がこのプロジェクトに参加するのは今年で3年目。
しかも、末吉公園を研究対象としているので、そろそろ中堅レベルには
末吉公園のことを知ってきたかなぁというぐらいになってきました。

今日は、18日(月)に行われた
第一回「セミのぬけがらしらべ」の様子についてレポートしていきたいと思います。


あっと、その前に
キッズマンデープロジェクトって何?
という人もいると思うので、少し紹介しますね。


キッズマンデープロジェクトというのは、
子供たちに、自然を使った様々な遊びや体験学習などのプログラムを通して、
より深く自然・生き物の仕組みや不思議を
学んでもらおうという目的で行われているプロジェクトです。

開催日時等は以下のブログで紹介していますので、
興味がある方はぜひご覧ください。

「おきなわイーイープログラムづくりプロジェクト」
http://okinawaneeprogram.ti-da.net/e3617648.html


さて、そんなプロジェクトの一回目を紹介していきます。
何度も言っているように第一回目は
「セミのぬけがらしらべ」です(●^o^●)


プログラム開始は13:30から♪
多くの参加者が集まってくれました(^O^)


このプログラムの開催場所の末吉公園には主に

・リュウキュウアブラゼミ(以下、アブラゼミ)
・クマゼミ

を見ることができます。
今回はそのぬけがらの分布の傾向から
セミの生態の特徴について学んでいくというような感じです。


プログラムはこんな感じ。

・今日の流れの説明
・セミの種類の見分け方、♂♀の見分け方
・ぬけがらしらべの練習
・グループに分け、フィールドに出る前の注意事項
・森の中でぬけがら探し
・データ集計
・まとめ


まずは教室でセミの見分け方をマスターします。


みんなセミ見分け職人になったら
事前注意を聞いて、いざ森の中へ出発!!


調査は5分間で決められた区域内にあるセミの抜け殻を探していきます。
区域は全部で4つ!計20分だけど、色んな生き物見て遊びながらやったから
1時間はかかっちゃいました(^O^笑)

子供たちは
「俺が一番多くとるからよ!みとけー!」
といって、縦横無尽に走り回ったり、
さっきまでは抜け殻探しに本気だったのに、足下にいたトカゲを発見して
もうトカゲに夢中になったり(笑)

森の中には子供たちの興味をそそるものが、たっくさん!



「もっくんー!(私です)高いところにメッチャいっぱい抜け殻があるよー!」

こどもの目はスゴイ(+o+)
そこまでは見てなかったや。
棒を振り回して必死に抜け殻を採っていました♪


4区域の調査を終えたら、最初の教室にもどって採れた抜け殻を
種類・雌雄に分けて集計です。

かなりの量を採ってくるから、これが結構大変(@_@;)
そして、頑張ってみんなで集計したものを集めて、地図上に分布図を作成します。
クマゼミとアブラゼミで結構分布の傾向が違うので、
最終集計結果を見て子供たちは「へぇ~」という表情。
(実際の結果は今はWeb上で公表できません。すいません。。。)


この調査は何年も続けているので、過去の記録と比較しながら、
どう変わっていて、なぜ変わってしまったんだろう?
なんてことを考えて今日のまとめをして終了です。


参加者の子供の中には

こんなのも見つけた子もいました。
幼虫から羽化するときに失敗して、そのまま死んでしまったセミです。
セミにはかわいそうですが、これを見るとセミがどうやって羽化するのかがよく分かります(*^。^*)


見つけたこどもはどや顔(=^・・^=)
あの顔可愛かったー♪ 笑


森の中では色んな発見や不思議がいっぱいです♪
次は何が見つかるのでしょう?

このプロジェクトは7月18日~8月15日の毎週月曜日に実施しています。
参加希望者、次回以降の内容を知りたいという方は
直接、私にメッセージしてください♪
また、当日のボランティアスタッフも募集しています。
子どもが好き・自然が好きなどなど、興味がある方はぜひメッセージ下さーい♪

次回以降もリポート(下手くそですが)していきます!
次回こうご期待♪ ではでは
  


Posted by Cinnamomum_mk at 17:24Comments(0)植物
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沖縄の自然(特に植物)が好きで、時間があれば色んなところをウロウロ。子どもたちがよりよく育っていけるよう、今自分が何をしていくべきなのか考えながら、日々を過ごしています。