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2014年12月09日

なまもの通信 Vol.1

ども。どうにか少しずつ更新しています。
寒いとどうしても活性が落ちてしまいがちですが、仕事は関係なく舞い込んでくるようです。仕事場の机が凄いことになってきました。


どうも僕です。



昨年度から生意気にも、売れっ子先生G先生ことMさんのマネをして、職場で不定期に「なまもの通信」と題して、生物通信を書くことにしています。
その日、何となく発見したことや話の中で話題にあがったことなど、ざっくばらんに書き留めているだけなんですけど、自分の教材研究にもなって、案外役に立ってたりします。
こっちで書くことなければ、通信の内容をコピペしちゃおう。よし、そうしよう。
と思い、なまもの通信の記事をダラダラと載せてみることにしました。

というわけで、Vol.1(4月頃の話)


●時計花、情熱の花?
 やっと暖かくなってきて、寒いの嫌いな私もどうにか外をウロつける季節になってきました。いつもなら山原行ったり、自分の好きなフィールドに行って生き物見ます。
 しかぁし、今は新しい職場に来てまだ1ヵ月。まずは校内の植物を制覇しないと気が済まない私。校内を少しずつウロついています。怪しいと思わずに、暖かい目で見守ってあげるか、一緒に観察してあげて下さい。朝のSHRが終わって普通棟3階の渡り廊下から理科棟に行こうとした時、視野の外に見慣れない紫モジャモジャが見えました。

なまもの通信 Vol.1
クダモノトケイソウ
Passiflora edulis


「ん?」と思ったら気になって仕方がない。1校時あるけど、寄り道しても微妙に間に合うことを確認。駆け寄ってみると、あぁなんだ、クダモノトケイソウだった。その名の通り、花が時計みたいな形していて、果物が生る草だからクダモノトケイソウ。パッションフルーツとして有名ですよね。ちなみに、パッションフルーツのパッションは「情熱」っていう意味じゃあないですよ。英語のパッションには情熱という意味以外にも、「キリストの受難」という意味があります。要は十字架とかを意味してるんだと思います。パッションフルーツの花を良く見てみると、めしべ(一番表に見える3本)が十字架に見える!Oh-コレハ、ジュウジカノクダモノにシヨウー!というわけで、パッションフルーツと呼ばれてるようです。食い意地が強い人は、「おぉーじゃあ、もう少ししたらパッションフルーツが実るってことかー!?やっほーい!」と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸さない。パッショフルーツは他家受粉(自分とは別の個体の花粉じゃないとうまく受粉できない)植物なので、残念ながら渡り廊下にある個体だけじゃ実が生らないのです。最近では、品種改良がすすんで自家受粉(自分の花粉でも受粉できる)できる品種もあるようですよ。とりあえず、面白い花の形してるから、今度3階渡り廊下で探してみて下さいな。そんなに花期(花の時期)が長くないから、お早目にね。


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Posted by Cinnamomum_mk at 00:04│Comments(0)その他
 
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沖縄の自然(特に植物)が好きで、時間があれば色んなところをウロウロ。子どもたちがよりよく育っていけるよう、今自分が何をしていくべきなのか考えながら、日々を過ごしています。