てぃーだブログ › 沖縄の自然と教育 › 明けましておめでとう(今更)

2015年01月12日

明けましておめでとう(今更)


明けましておめでとうございます。


今更ですが、今年もよろしくお願いします。
年始から体調崩したのですが、それが功を奏して
暴飲暴食を防ぐことができました。

どうも僕です。
ブログを更新する!とか言いつつ
3日坊主になりがち。どうにか続けなければ。
ということで、生物通信いってみよー


「粟国は最高」
ときどき私は、大学の先生に呼ばれて離島の植物相(どんな植物がいるか)を調査しています。この間は粟国島の調査に同行してきました。ずっと行きたいと思っていたけれど、なかなか行く機会がなく、やっと初粟国することができました。粟国島、すごくイイところなんですよ♪
まず、粟国島と言えば、火山灰で出来た切り立つ崖!これが全部火山灰というのがたまりませんよね。

明けましておめでとう(今更)

この火山灰は約500万年前に久米島・渡名喜島・粟国島をつくった火山が、ドッカンドッカン噴火した時に積もったものです。すごい噴火だったんでしょうね。火山灰の一部は沖縄本島にまで降り積もっていて、南城市あたりで見ることができます。じゃあ、その火山どこにあるの?と疑問を抱くと思いますが、その火山は島々をつくったあと、マグマを出し尽くして無くなっちゃったとされています。島をつくっていなくなる。何て粋な火山なんでしょう!

粟国島についたら、間髪入れずに植物調査。調査の目的は粟国島における植物相(どんな植物がいるのか)を明きらかにするためです。約40年前に一度調べられているのですが、開発や環境の変化によって植物の現状は段々変わってきます。今一度調べることによって、粟国島の自然の変化を捉えることができるわけです。今回の調査の一番の目当てはヤマゴンニャクという植物。これを探しに来たわけですが、

明けましておめでとう(今更)
ヤマゴンニャク

生育場所がススキ林の中というのが厄介。なぜ厄介なのか。皆さんススキの葉で手を切ったことがありませんか?なぜ切れるかというと、ススキの葉は、葉の縁にガラスを仕込んでいる葉っぱカッターなのです。植物は、常に光合成に必要な日光を求めて競争していて、隣の植物が自分の上を覆いかぶさろうものならたまったもんじゃない。それを防ぐために植物たちは、色んな手段を使って競争を勝ち抜こうとするわけですが、ススキの手段は、葉っぱカッターを仕込んで隣の植物を切り刻むという、なんともえげつない手段をとっているのです。風でススキが揺れるとガラス入りの葉が隣の植物に擦れて…。そんな能力をもっているのですから、僕ら調査団の皮膚も容赦なく切り刻んでくるわけです。痛いのです。しかし、そんな苦行ともいうべき調査を懲りずにやる大人がこの世にいるんですから、スゴイものです。笑

明けましておめでとう(今更)
ウシ。やたらと行く手を阻む。


おしまい。




Posted by Cinnamomum_mk at 01:44│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
Cinnamomum_mk
Cinnamomum_mk
沖縄の自然(特に植物)が好きで、時間があれば色んなところをウロウロ。子どもたちがよりよく育っていけるよう、今自分が何をしていくべきなのか考えながら、日々を過ごしています。