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2012年10月03日

おりおりおりおりおー

こんばんは。


以前より、お腹のあたりの肉がベルトに乗るようになってきました。
まずいです。非常にまずいです。


どうもボクです。


火曜日は少しフリーなボク。
たまってる仕事をやらねばと思い、大学へ。
結局全部終わりきれなくて、お腹すいたので家に帰る。

そしたら、家では両親が屋上で焼肉パーリーをしていました。
もうすっかり秋ですね。風が涼しい。
炭で焼いた肉が美味い。そして酒が美味い。
これじゃあ、乗車制限しようとしていたお腹の肉は、どんどん増えていくばかり。
はぁ。でも、ワイン美味い。



口うるさいボクですが、そのボクを育てた家族も口うるさいわけで。
皆うんちく好きなんですよね。ある意味めんどくさい一家かもしれません。笑

普段の生き物の話では、ボクも負けじとうんちくを披露してるのですが
酒の場で一際活躍するのが、酒に詳しい次男。(ちなみに僕は三男)


今日はワインボトルの形について話してくれましたよ。
ボルドーワインなんかのボトルの形はこんなもの。
おりおりおりおりおー
(あ、ちなみにこの、コノスルって赤ワイン美味かったですよ。)

このボトルネックはなんのためにくびれてるのか。
それは熟成したワインに出やすい澱(おり)を溜めるためにあるそうです。
澱はタンニンやポリフェノール類が混ざった溶けにくいタンパク質の塊。
これを一緒に飲んでしまうとワインが不味くなってしまうわけです。
濃いワインほど澱が出やすいらしく、これをいかに一緒に飲まない(ボトルから出ていかない)ようにするかが、ポイントなのです。

最初から澱を取り除けばイイじゃんと思うかもしれませんが、
そうはいかないのです。
ワインはボトルに入れてからも熟成させますから、どうしてもボトル内で澱が出てしまうわけです。


出るものはしかたない。じゃあそれをいかにしてボトルから出ていかないようにしたら良いのか。
それを考えてつくられたのが今のボトルの形というわけなのです。


ワインは普通、ボトルを横にして保存しますが、
飲む1~2日ぐらい前からは、底に澱を溜めるためにボトルを立ておきます。
(ちなみに、横に寝かせるのは、ワインでコルクを湿らせておくためです。ワインの栓に使われているコルクは乾燥すると収縮して弾力性を失い硬くなってしまいます。乾燥するとコルクは空気を通しやすくなり、ワインの酸化につながります。また、抜栓時にくずれやすくなります。)


そこで活躍するのがワインのへこんだ底!
ワインボトルの底ってへこんでますよね。
おりおりおりおりおー
これは、ボトル内にくぼみをつくることで、そこに澱が溜まりやすくなるわけです。
考えられていますねぇ。


底の凹みとボトルネックの形。
んー酒を美味しく飲むための工夫が施されていて感動しました。


あとは、注ぎ方とグラスの形でも味が全然変わる。
すげー面白いし、酒は奥が深い。


味の不思議さに盛り上がって、今度どっかの機会に味のワークショップをしてもらえそうな
話になりました(^O^)
これは俺も参加したい。笑


いやー、うんちくをつまみに飲む酒はまた格別に美味かった。


アルコール入ってるから文章オカシイですけど、
そのへんはご愛嬌ということで。笑


今年度中に味のWS企画してやるので、皆様ぜひご参加くださいませ。
それではまた。



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Posted by Cinnamomum_mk at 00:13│Comments(0)遊び
 
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沖縄の自然(特に植物)が好きで、時間があれば色んなところをウロウロ。子どもたちがよりよく育っていけるよう、今自分が何をしていくべきなのか考えながら、日々を過ごしています。