2012年08月03日
お星さま
こんばんは。
体調崩してしまいました。
図体は有るのに、免疫はない今日この頃。
どうも僕です。
皆さまは七夕に星をご覧になったでしょうか。
最近、結構星が綺麗に見えます。
都心に住んでいる私の家からでも、たまーに流れ星が見えたりするぐらいです。
8月の流星群といえばペルセウス座流星群ですね。
8月12~13日にかけて極大(めっさ見える)のようですので、どうにか晴れてほしいものです。
たまに、ダラーっと星を見てて思うことがあります。
見えてる星が数光年離れていると、今見ている光は数年前の光ということ
つまり星の過去の姿を見ていることになる。
星が遠くなる分、遠い過去が見える。
なんか、私の中では不思議な感覚になります。
今という時間の中に過去が流れてくる。ん?今見てるから過去ではない?
ん??というか、星の光以外でも目の前にあるものも目に届くまで
0.00000000000000000…1秒はかかっているはずだから、今見ているものすべては過去のもの?
ん???今という時間があるように思っているだけで、本当のところ「今」は存在しないのか?
ん????
こんな感じのことを、眠い目こすりながら考えていたりするわけです。
眠いから余計に頭が混乱するわけです。でも、まぁそれがまた楽しいでもあるんですけど。
星をどうにか写真におさめたいなと思って、頑張ってデジカメ(RICOH CX4)で撮るんですけど
上手く撮れない。。。星が写らなくはないんですけど、黒い背景に白い点がポツリポツリ。
んー。
空の星が撮れなかったので、
地上の星を撮ってみました。
地上の星。
風の中のすーばるー
砂の中の銀河ー
みんなどこへ行ったー
見送ーられることもーなくー
中島みゆきですな。
じゃなくて、星砂ですな。
星砂って一口にいっても色々タイプがあるんですよ。
一枚目の方がいわゆる星砂で、二枚目は太陽の砂とも呼ばれています。
一応、これも有孔虫(ゆうこうちゅう)っていう生き物なんですよ。
よく星砂として沖縄のお土産屋さんで売っているものは、この有孔虫の死骸。
つまり、有孔虫の死骸を「キレイー(●^o^●)」なんて言って、みなさんお買い求めるわけです。
ま、そんなことを言ってしまえば沖縄の白い砂浜なんて、死骸だらけみたいなものなんですけどね。
有孔虫以外には、ウニやサンゴ、貝類などなど炭酸カルシウムを骨格に持つ生き物が死んで
細かくなったものが白い砂浜。そんな上でみんなキャピキャピ遊んでいるわけです。
なんか改めて考えるとスゴイ状況ですよね。笑
んでも、逆に考えるとこの砂も教材になったりするわけです。
色んなビーチから砂を拾ってきて、実体顕微鏡やルーペで見てみると
結構面白いわけです。ウニのトゲが多く見つかる砂浜があったり、巻貝の仲間が多く見られたり、
細かい砂には意外とサンゴが入っていなかったり。。。
一見、真っ白な砂に見えているものも、じっくり見てみると結構違いがあって面白いものです。
もしかしたら自由研究のネタとしてもイイかもしれません。
海水浴がてら砂を少し拾ってきて、砂にどんなものが入っているのかを調べる。
人工ビーチと天然ビーチの違いとか、同じビーチでも砂を採取する場所を変えて違うかどうか調べてみるとか。
んー。結果はどうなるか分かりませんけど、割と面白い結果がでそうな気もします。
ついでに人工ビーチの現状と課題についても調べたりすると、環境教育にもなったイイかも。
って、話しそれましたね。
有孔虫はその名の通り、孔(あな)が有る生き物(原生生物)です。
写真を良く見ると、ポツポツ細かい孔が空いてるでしょ。
この孔から足を出して移動します。生きている時は海藻・海草に引っ付いています。
場所にもよりますけど、海草をよく見てみると生きている有孔虫に出会えます。
写真の一枚目。まさに星の形をしているほうがバキュロジプシナ(Baculogypsina)
二枚目の太陽の砂の方がカルカリナ(Calcarina)
バキュロジプシナもカルカリナもそれぞれ属名ですが、
なかなか種まで落とすのは大変なので、基本的に属名で呼んでいます。
写真、もう少しピントがあっていれば良かったんですけどねぇ。。。
身近にあるものをミクロの視点で見てみると、意外とネタは転がっているものですな。
これはルーペが手放せません(●^o^●)ニュフフ!
この夏の自由研究は何にしよっかなぁ。
ではまた。
体調崩してしまいました。
図体は有るのに、免疫はない今日この頃。
どうも僕です。
皆さまは七夕に星をご覧になったでしょうか。
最近、結構星が綺麗に見えます。
都心に住んでいる私の家からでも、たまーに流れ星が見えたりするぐらいです。
8月の流星群といえばペルセウス座流星群ですね。
8月12~13日にかけて極大(めっさ見える)のようですので、どうにか晴れてほしいものです。
たまに、ダラーっと星を見てて思うことがあります。
見えてる星が数光年離れていると、今見ている光は数年前の光ということ
つまり星の過去の姿を見ていることになる。
星が遠くなる分、遠い過去が見える。
なんか、私の中では不思議な感覚になります。
今という時間の中に過去が流れてくる。ん?今見てるから過去ではない?
ん??というか、星の光以外でも目の前にあるものも目に届くまで
0.00000000000000000…1秒はかかっているはずだから、今見ているものすべては過去のもの?
ん???今という時間があるように思っているだけで、本当のところ「今」は存在しないのか?
ん????
こんな感じのことを、眠い目こすりながら考えていたりするわけです。
眠いから余計に頭が混乱するわけです。でも、まぁそれがまた楽しいでもあるんですけど。
星をどうにか写真におさめたいなと思って、頑張ってデジカメ(RICOH CX4)で撮るんですけど
上手く撮れない。。。星が写らなくはないんですけど、黒い背景に白い点がポツリポツリ。
んー。
空の星が撮れなかったので、
地上の星を撮ってみました。
地上の星。
風の中のすーばるー
砂の中の銀河ー
みんなどこへ行ったー
見送ーられることもーなくー
中島みゆきですな。
じゃなくて、星砂ですな。
星砂って一口にいっても色々タイプがあるんですよ。
一枚目の方がいわゆる星砂で、二枚目は太陽の砂とも呼ばれています。
一応、これも有孔虫(ゆうこうちゅう)っていう生き物なんですよ。
よく星砂として沖縄のお土産屋さんで売っているものは、この有孔虫の死骸。
つまり、有孔虫の死骸を「キレイー(●^o^●)」なんて言って、みなさんお買い求めるわけです。
ま、そんなことを言ってしまえば沖縄の白い砂浜なんて、死骸だらけみたいなものなんですけどね。
有孔虫以外には、ウニやサンゴ、貝類などなど炭酸カルシウムを骨格に持つ生き物が死んで
細かくなったものが白い砂浜。そんな上でみんなキャピキャピ遊んでいるわけです。
なんか改めて考えるとスゴイ状況ですよね。笑
んでも、逆に考えるとこの砂も教材になったりするわけです。
色んなビーチから砂を拾ってきて、実体顕微鏡やルーペで見てみると
結構面白いわけです。ウニのトゲが多く見つかる砂浜があったり、巻貝の仲間が多く見られたり、
細かい砂には意外とサンゴが入っていなかったり。。。
一見、真っ白な砂に見えているものも、じっくり見てみると結構違いがあって面白いものです。
もしかしたら自由研究のネタとしてもイイかもしれません。
海水浴がてら砂を少し拾ってきて、砂にどんなものが入っているのかを調べる。
人工ビーチと天然ビーチの違いとか、同じビーチでも砂を採取する場所を変えて違うかどうか調べてみるとか。
んー。結果はどうなるか分かりませんけど、割と面白い結果がでそうな気もします。
ついでに人工ビーチの現状と課題についても調べたりすると、環境教育にもなったイイかも。
って、話しそれましたね。
有孔虫はその名の通り、孔(あな)が有る生き物(原生生物)です。
写真を良く見ると、ポツポツ細かい孔が空いてるでしょ。
この孔から足を出して移動します。生きている時は海藻・海草に引っ付いています。
場所にもよりますけど、海草をよく見てみると生きている有孔虫に出会えます。
写真の一枚目。まさに星の形をしているほうがバキュロジプシナ(Baculogypsina)
二枚目の太陽の砂の方がカルカリナ(Calcarina)
バキュロジプシナもカルカリナもそれぞれ属名ですが、
なかなか種まで落とすのは大変なので、基本的に属名で呼んでいます。
写真、もう少しピントがあっていれば良かったんですけどねぇ。。。
身近にあるものをミクロの視点で見てみると、意外とネタは転がっているものですな。
これはルーペが手放せません(●^o^●)ニュフフ!
この夏の自由研究は何にしよっかなぁ。
ではまた。
Posted by Cinnamomum_mk at 21:27│Comments(0)
│植物