2011年08月02日
DNAを見てみよう!
こんにちは。
研究室に標本がどんどん増えていって、
理科好きでない人が研究室を訪れたら、ちょっと引くんじゃなかろうか
と思っている中村です。
先日、株式会社リバネスさんのご協力のもと
DNA抽出実験を行いました。
その模様を簡単に残しておきます。
準備する物は(写真に全部入っていなくてすいません…)

・サンプル(今回はブロッコリーとサケの白子)
・ビーカー
・茶こし
・ガラス棒
・水(40ml)
・SDS溶液(4ml)
・すり鉢
・すりこぎ棒
・食塩水(10%、40ml)
・スポイト
・エタノール(99%、適量)
・試験管
今回私はブロッコリーを使って実験を行ったので、そちらの方をリポートします。
まずは、ブロッコリーの花芽、花芽よりの茎、根っこよりの茎
この3つを切り分けます。切り分けたものはすり鉢に入れて、ゴリゴリ擦っていきます。

少し水を加えながらやると擦りやすいです。

ある程度細かくなったら今度は擦ったものを茶こしで濾していきます。

すり鉢にこびりついたブロッコリーは残った水を加えて、全部濾すようにしてください。
(水40ml全部使い切ってOK)
すりこぎ棒で茶こしを軽くポンポンして、抽出液を出していきます。
(強くやると、カスが落ちるので、軽くする方が良いと思います。)
濾し終わったら、ガラス棒をつたわせてSDS溶液と食塩水を加えていきます。

そしてゆっくりゆっくりかきまぜていきます。(大体60回ぐらい)
ここでちょっと解説。
最初に擦るのは、細胞を大雑把に細胞をバラバラにさせるためです。
そして、界面活性剤のSDS溶液を加えることによって、油分をもつ細胞膜や角膜が壊れていきます。
食塩水を入れたのは、抽出液中に混ざっている不要物(タンパク質等)を取り除くためです。
グルグルかき混ぜたあとは、2~3分ぐらいおいておきます。
溶液が少し落ち着いたところで、溶液の底の部分をスポイトで適量吸い込み、
エタノール(適量)が入った試験管に壁をつたわせてゆっくり入れていきます。
すると・・・

DNAが出てきました!この白くモヤっとしたものがDNAです。
DNAはアルコールに溶けないので、このようにモヤっとした形で出てきます。
ブロッコリー(3つの部位)の結果です

左から、花芽、花芽よりの茎、根っこよりの茎
となっています。やはり細胞数の多い花芽の方で多くDNAが取れました。
一つのサンプルでも部位を変えることによって、いろいろな差がでるので、
生徒たちにさせて理由を考えさせてみるのも面白いかもしれません。
ちなみに白子の結果はこんな感じです。

ブロッコリーよりたくさんでてきます。
白子の実験方法は基本的にブロッコリーと変わりませんが、
抽出液を作るとき、ブロッコリーはすり鉢で擦りましたが、
白子は柔らかくて壊れやすいため、シャーレに入れて薬さじの裏をつかって押しつぶす感じでバラバラにしていきます。
そして、茶こしで濾しSDSと食塩水を入れた後、70度程度のお湯で5分程度温めます。

白子はブロッコリーよりタンパク質などの不要物が多いため、
一度温めてタンパク質を変性させて沈殿させた方がDNAがキレイに採れます。
それ以降のDNA抽出までの操作はブロッコリーと同じです。
結構身近な材料でできるので、一度お試しあれ(●^o^●)
意外と面白いです♪
最後になりましたが、
ご協力いただいた株式会社リバネスの皆様ありがとうございました。
研究室に標本がどんどん増えていって、
理科好きでない人が研究室を訪れたら、ちょっと引くんじゃなかろうか
と思っている中村です。
先日、株式会社リバネスさんのご協力のもと
DNA抽出実験を行いました。
その模様を簡単に残しておきます。
準備する物は(写真に全部入っていなくてすいません…)

・サンプル(今回はブロッコリーとサケの白子)
・ビーカー
・茶こし
・ガラス棒
・水(40ml)
・SDS溶液(4ml)
・すり鉢
・すりこぎ棒
・食塩水(10%、40ml)
・スポイト
・エタノール(99%、適量)
・試験管
今回私はブロッコリーを使って実験を行ったので、そちらの方をリポートします。
まずは、ブロッコリーの花芽、花芽よりの茎、根っこよりの茎
この3つを切り分けます。切り分けたものはすり鉢に入れて、ゴリゴリ擦っていきます。

少し水を加えながらやると擦りやすいです。

ある程度細かくなったら今度は擦ったものを茶こしで濾していきます。

すり鉢にこびりついたブロッコリーは残った水を加えて、全部濾すようにしてください。
(水40ml全部使い切ってOK)
すりこぎ棒で茶こしを軽くポンポンして、抽出液を出していきます。
(強くやると、カスが落ちるので、軽くする方が良いと思います。)
濾し終わったら、ガラス棒をつたわせてSDS溶液と食塩水を加えていきます。

そしてゆっくりゆっくりかきまぜていきます。(大体60回ぐらい)
ここでちょっと解説。
最初に擦るのは、細胞を大雑把に細胞をバラバラにさせるためです。
そして、界面活性剤のSDS溶液を加えることによって、油分をもつ細胞膜や角膜が壊れていきます。
食塩水を入れたのは、抽出液中に混ざっている不要物(タンパク質等)を取り除くためです。
グルグルかき混ぜたあとは、2~3分ぐらいおいておきます。
溶液が少し落ち着いたところで、溶液の底の部分をスポイトで適量吸い込み、
エタノール(適量)が入った試験管に壁をつたわせてゆっくり入れていきます。
すると・・・

DNAが出てきました!この白くモヤっとしたものがDNAです。
DNAはアルコールに溶けないので、このようにモヤっとした形で出てきます。
ブロッコリー(3つの部位)の結果です

左から、花芽、花芽よりの茎、根っこよりの茎
となっています。やはり細胞数の多い花芽の方で多くDNAが取れました。
一つのサンプルでも部位を変えることによって、いろいろな差がでるので、
生徒たちにさせて理由を考えさせてみるのも面白いかもしれません。
ちなみに白子の結果はこんな感じです。

ブロッコリーよりたくさんでてきます。
白子の実験方法は基本的にブロッコリーと変わりませんが、
抽出液を作るとき、ブロッコリーはすり鉢で擦りましたが、
白子は柔らかくて壊れやすいため、シャーレに入れて薬さじの裏をつかって押しつぶす感じでバラバラにしていきます。
そして、茶こしで濾しSDSと食塩水を入れた後、70度程度のお湯で5分程度温めます。

白子はブロッコリーよりタンパク質などの不要物が多いため、
一度温めてタンパク質を変性させて沈殿させた方がDNAがキレイに採れます。
それ以降のDNA抽出までの操作はブロッコリーと同じです。
結構身近な材料でできるので、一度お試しあれ(●^o^●)
意外と面白いです♪
最後になりましたが、
ご協力いただいた株式会社リバネスの皆様ありがとうございました。
Posted by Cinnamomum_mk at 16:44│Comments(0)
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