2011年11月12日
都会と自然
どうもどうも。
小腹が空いて、なんとなくやる気という文字が消えかかってきた今日この頃。
皆様こんばんは。
先日、例のごとく某都市にある森林と都市公園が隣接している場所に行ってきました。
珍しくwith後輩です。
まぁ、今日は後輩連れてウロウロ(いちょ、ちゃんと調査しましたよw)の記録を。。。
というわけで、調査の合間に撮った写真をいくつかペタペタ。
リュウキュウミスジ。
翅に白い三本ライン(三筋)が入っているので、この名前。
私の中ではアディ○スの回し者だと捉えております。笑
うぬぬ。こんなところにも刺客を送り込んでくるとは。。。恐るべし販売戦略!
タデ科 ツルソバ
いわゆるソバと同じ仲間。これで蕎麦を打ったらどうなるかなぁ
って思ったけど、蕎麦みたいに2ヵ月程度で収穫できるわけでもなし、
実が大量に採れるわけでもなし。
・・・。老後の楽しみにとっておくことにしました。
あ、ソバと言えば先日NHKで「クニ子おばばと不思議の森」という番組が放送されていました。
宮崎県で焼畑をして生活をしている椎葉クニ子(87)さんの生活っぷりに焦点を当て、
人と自然はどうやって関わっていくべきかということをすごく考えさせられる番組です。
あ、クニ子さんは焼畑といっても自然破壊的な焼畑ではなく、
伝統的焼畑と言われる小規模で循環型の焼畑を行なっています。
森の一部を伐採し(伐採する時期・場所も様々な要因から選定)、焼き払った後にソバの種を播くわけです。
このソバの種も原種に近い大きさが小さい種。クニ子さん曰く、品種改良された大きい物は原種のものより
質が微妙に劣るんだとか。その種を何十年も守り続けてるからまたスゴイ。
・・・は!脱線した!
この話はまたいつか書きます。
ウリ科 オキナワスズメウリの花です。
台風と大雨のギャップがあってから、私が見てる範囲では大量発生している気がしなくもないですが、秋に精力的に成長するやつなので、この時期大繁殖して見えます。
ツユクサ科 ホウライツユクサ(たぶん)
結構色んな花が咲いているもんですねぇ。
オキナワヤマタカマイマイの子ども。
少しだけチョコレートのようなラインが入っています。
やっぱり雨上がりはカタツムリがいっぱいです。
葉っぱをひっくり返すと…
ほらいた!オキナワヤマキサゴ
小指の爪ほどもない大きさですけど、これで大人です。
この某公園はこの間の台風の影響で倒木が結構あるのですが、
そのおかげでいつもは高いところにあって、なかなか見れないものが低い位置に出てきたりします。
ほりゃ。タイワンクズの種。
久しぶりに見ました。すごく毛モジャ。この毛の意味はいったい何なのでしょうか。(・へ・)ンー
ギャップが出来て、林内が明るくなったところには
トウダイグサ科 オオバギ
の実生が大量に生えていました。こいつらがポッカリ空いた森の隙間を埋めてくれます。
森のでき始めに入ってくる在来種。
こんなにミドリミドリしてる場所にはね。
ほりゃ。コイツがいるのです。アオミオカタニシ。
綺麗ですねぇ。
コンクリートの溝にはトゲオオハリアリがせっせと昆虫を運んでいます。
脚も合わせると10㎜程度の大きさになる、アリの中ではかなりデカめの奴。
森の奥まで行くと、テクテクではなくゴソゴソしながら歩くことになってきました。
蔓や草本が繁茂していて歩きにくいったらありゃしない。
そんな時、同行していた後輩Tくんが「先輩、パンダナマイマイがいます!」と大声で呼ぶもんで
向かってみると
おぉ。シュリケマイマイだ。全然パンダナじゃない。
テキトーなこと言ってんじゃねぇ!って言おうかと思ったけど、ナイス発見ということで同定ミスはチャラに。
そんな感じでゴソゴソ歩いて、植物をジロジロ見ていると
「これは!?」と叫ぶ後輩くんがいるので、そこに行ってみる私。
ムラサキオカヤドカリでした。
数はあまり多くないだろうけど、那覇の都心部にある公園にもコイツがいます。
夜に動き出すので、あまり日中見ることはできないかも。
タイワンクツワムシ
オキナワモリバッタ
探すわけでもなく、ただ歩いているだけで結構生き物出てきますね。
ガジュマルのこんな立派な大木だってありました。
自然が豊か-と思うかもしれないけど、ここは那覇の市街地。
偶然が重なって、ある程度の大きさの森が残った場所。
沖縄の自然=ヤンバルの森
というイメージがあるかもしれないけど、これだってれっきとした沖縄の自然。
規模は小さいけど。
こういう場所がいっぱいあったら、子供つれて自然観察もできるし、連れて行かなくとも
子どもたちは自分で遊びにくるだろうなぁ。だってこんなに生き物いて、楽しいことが隠れてるんだもの。
何て思う、那覇生まれの那覇育ち24歳でした。
小腹が空いて、なんとなくやる気という文字が消えかかってきた今日この頃。
皆様こんばんは。
先日、例のごとく某都市にある森林と都市公園が隣接している場所に行ってきました。
珍しくwith後輩です。
まぁ、今日は後輩連れてウロウロ(いちょ、ちゃんと調査しましたよw)の記録を。。。
というわけで、調査の合間に撮った写真をいくつかペタペタ。
リュウキュウミスジ。
翅に白い三本ライン(三筋)が入っているので、この名前。
私の中ではアディ○スの回し者だと捉えております。笑
うぬぬ。こんなところにも刺客を送り込んでくるとは。。。恐るべし販売戦略!
タデ科 ツルソバ
いわゆるソバと同じ仲間。これで蕎麦を打ったらどうなるかなぁ
って思ったけど、蕎麦みたいに2ヵ月程度で収穫できるわけでもなし、
実が大量に採れるわけでもなし。
・・・。老後の楽しみにとっておくことにしました。
あ、ソバと言えば先日NHKで「クニ子おばばと不思議の森」という番組が放送されていました。
宮崎県で焼畑をして生活をしている椎葉クニ子(87)さんの生活っぷりに焦点を当て、
人と自然はどうやって関わっていくべきかということをすごく考えさせられる番組です。
あ、クニ子さんは焼畑といっても自然破壊的な焼畑ではなく、
伝統的焼畑と言われる小規模で循環型の焼畑を行なっています。
森の一部を伐採し(伐採する時期・場所も様々な要因から選定)、焼き払った後にソバの種を播くわけです。
このソバの種も原種に近い大きさが小さい種。クニ子さん曰く、品種改良された大きい物は原種のものより
質が微妙に劣るんだとか。その種を何十年も守り続けてるからまたスゴイ。
・・・は!脱線した!
この話はまたいつか書きます。
ウリ科 オキナワスズメウリの花です。
台風と大雨のギャップがあってから、私が見てる範囲では大量発生している気がしなくもないですが、秋に精力的に成長するやつなので、この時期大繁殖して見えます。
ツユクサ科 ホウライツユクサ(たぶん)
結構色んな花が咲いているもんですねぇ。
オキナワヤマタカマイマイの子ども。
少しだけチョコレートのようなラインが入っています。
やっぱり雨上がりはカタツムリがいっぱいです。
葉っぱをひっくり返すと…
ほらいた!オキナワヤマキサゴ
小指の爪ほどもない大きさですけど、これで大人です。
この某公園はこの間の台風の影響で倒木が結構あるのですが、
そのおかげでいつもは高いところにあって、なかなか見れないものが低い位置に出てきたりします。
ほりゃ。タイワンクズの種。
久しぶりに見ました。すごく毛モジャ。この毛の意味はいったい何なのでしょうか。(・へ・)ンー
ギャップが出来て、林内が明るくなったところには
トウダイグサ科 オオバギ
の実生が大量に生えていました。こいつらがポッカリ空いた森の隙間を埋めてくれます。
森のでき始めに入ってくる在来種。
こんなにミドリミドリしてる場所にはね。
ほりゃ。コイツがいるのです。アオミオカタニシ。
綺麗ですねぇ。
コンクリートの溝にはトゲオオハリアリがせっせと昆虫を運んでいます。
脚も合わせると10㎜程度の大きさになる、アリの中ではかなりデカめの奴。
森の奥まで行くと、テクテクではなくゴソゴソしながら歩くことになってきました。
蔓や草本が繁茂していて歩きにくいったらありゃしない。
そんな時、同行していた後輩Tくんが「先輩、パンダナマイマイがいます!」と大声で呼ぶもんで
向かってみると
おぉ。シュリケマイマイだ。全然パンダナじゃない。
テキトーなこと言ってんじゃねぇ!って言おうかと思ったけど、ナイス発見ということで同定ミスはチャラに。
そんな感じでゴソゴソ歩いて、植物をジロジロ見ていると
「これは!?」と叫ぶ後輩くんがいるので、そこに行ってみる私。
ムラサキオカヤドカリでした。
数はあまり多くないだろうけど、那覇の都心部にある公園にもコイツがいます。
夜に動き出すので、あまり日中見ることはできないかも。
タイワンクツワムシ
オキナワモリバッタ
探すわけでもなく、ただ歩いているだけで結構生き物出てきますね。
ガジュマルのこんな立派な大木だってありました。
自然が豊か-と思うかもしれないけど、ここは那覇の市街地。
偶然が重なって、ある程度の大きさの森が残った場所。
沖縄の自然=ヤンバルの森
というイメージがあるかもしれないけど、これだってれっきとした沖縄の自然。
規模は小さいけど。
こういう場所がいっぱいあったら、子供つれて自然観察もできるし、連れて行かなくとも
子どもたちは自分で遊びにくるだろうなぁ。だってこんなに生き物いて、楽しいことが隠れてるんだもの。
何て思う、那覇生まれの那覇育ち24歳でした。
Posted by Cinnamomum_mk at 17:04│Comments(0)
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